GarageBand は ReWire 対応!?
ReWire とは、スウェーデンの Propellerhead Software が作り出した、アプリケーションとアプリケーションの間で MIDI 信号やオーディオ信号をやり取りするための規格です。これを使うことで、対応している他の音楽ソフトとの連携ができる物で、Cubase、Logic、Digital Performer など、ReWire に対応しているソフトも多いです。
で、どうやら GarageBand も ReWire のマスターとして使うことができるようです。
(ReWire は、オーディオ信号を受ける側の「マスター(ミキサーアプリケーション)」とオーディオ信号を出す側の「スレーブ(シンセアプリケーション)」とに分かれています。ソフトによって、マスターにしかならないもの、スレーブにしかならないもの、両方ともになれるものとがあります。)
REASON で試してみる
試しに、Propellerhead 社の REASON というソフトで実際にやってみましょう。
まず、ReWire の基本として、マスター側のアプリケーションを先に立ち上げなくてはなりませんので、
GarageBand を先に起動します。
その後、REASON を起動します。すると、REASON が ReWire Slave Mode となっていることが確認できます。

ここで、REASON で何か適当なデバイスを作り、シーケンサーもしくは Matrix (パターンシーケンサー)で音を付けます。
で、GarageBand をスタートさせると、REASON の方もちゃんと同期してスタートし、音もGarageBand から鳴ります。
テンポを変更すると、ちゃんとREASON 側のテンポも変更になります。
ただし、MIDI 信号は GarageBand 側からは送られません。ので、REASON 側でシーケンスを作ってやる必要があります。
REASON を MIDI キーボードで鳴らしたい場合は、REASON の MIDI 設定で、使っている MIDI インターフェイス(キーボード)を選びます。
当然この時 GarageBand のソフト音源を選んでいると、同時に音が出てしまいますので、選択を解除しておきます。
ちなみに、この状態で、REASON のシーケンサーの REC ボタンを押すと、ちゃんと REASON のシーケンサーに記録されます。
マルチクライアント対応ではない MIDI インターフェイスだともしかするとこれは上手くいかないかもしれません。
オーディオを受けるのは?
GarageBand では、ReWire を受けるトラックを作ることはできませんが、ReWire からのオーディオは、マスタートラックの前に入るようで、マスタートラックでイコライザー等エフェクト(リバーブ、エコー以外)をかけることができます。
また、「iTunes に書き出し」メニューでオーディオを書き出す場合もちゃんと REASON のトラックも入れて書き出してくれます。
注意点等
終了するときは、必ずスレーブ側(この場合 REASON)を終了させてから GarageBand を終了させます。
他の ReWire 対応アプリケーションでは、順序を間違えるとエラーダイアログが出ることが多いですが、GarageBand はエラーを出さずに終了します。が、REASON がフリーズして終了できなくなる場合があります。
フォーラムで教えてもらった情報ですが、この機能は GarageBand 1.0.1 で(密かに?)付け加えられているようです。(Thanks shinyaさん!)04/02/16追記

